こいつは旨い・東京の味(もんじゃ焼き)

もんじゃ焼きは、小麦粉を主体とした材料を鉄板で人妻調理する日本の料理。「もんじゃ」とも呼ばれる。関東地方で多く食べられ東京が有名だが、各地でも食べられている。東京・下町の駄菓子屋には、昭和初期から昭和40年代ころまでは大抵、もんじゃ焼きの鉄板があった。昭和20年代は物資が欠乏無料出会いしていたため、単にうどん粉を水で溶き、味付けしただけのものが多かったが、昭和30年代も中頃をすぎると、キャベツはもちろん、切りイカなど具の種類も増えていった。お金に余裕がある時は、駄菓子屋で売っている、餡子玉や干したイカ等を上に乗せて食べていたが、何と言っても、もっともポピュラーなトッピングの材料は、ラメックなどのラーメン菓子であった。東京都中央区月島の「西仲通り商店街」は主に観光客によって「もんじゃ焼きの街」の「もんじゃストリート」と呼ばれ観光客で賑わう。今はもんじゃ店が75店ほどあるが、歴史のある店は数店であり、他の店は1980年代後半の「もんじゃブーム」で他の商店からもんじゃ屋にくら替えしたケースが多い。