こいつは旨い・秋田の味(ハタハタ寿司)

ハタハタ寿司…秋田県の郷土料理で、ハタハタ(鰰)を用いた飯寿司(イズシ)の一種、発酵ずしである。ハタハタ漬けとも。江戸時代の文献にもたびたび登場し、古くから逆援庶民に広く支持されたすし。本来は正月のものであるが、近年は人妻通年販売され、駅や空港などではお土産物としても人気がある。頭を落とした全ずしが最もポピュラー。下処理して塩漬けにしたハタハタを水に漬けて塩出しする。麹を混ぜた飯とカブやニンジンなどの野菜、昆布などとともに桶に詰めて重石をして漬ける。3〜4週間くらいで食べられる。塩出しした後、酢にくぐらせたり酢漬けにしたりする。